ベツレヘムの星
愛する
かけがえのない
ユニークなあなたへ
毎年、この頃になると、読み返してみたくなる本ってありませんか?
僕には何冊かあります。
その中の1冊がこれ。
「ベツレヘムの星」(アガサ・クリスティー著、早川書房)
アガサ・クリスティーといえば、「ミステリーの女王」ですが、この本はミステリーではありません。
クリスマスにまつわる心温まる11篇の小品を収めた短編集なのです。
この本の題名の由来は、もちろん東方から来た3人の博士たちをベツレヘムのイエス・キリストのもとへと導いた星のこと。
このエピソードは、新約聖書の「マタイによる福音書」に書かれている。
聖書についての学問的研究が進み、現代の新約聖書の研究者たちの多くは、このエピソードが事実であることを疑問視するようになった。
それでも、僕はこの物語が大好きだし、美しく味わい深いものだと思う。
「ベツレヘムの星」は、僕たち一人一人に与えられた、人生を導く星のメタファーだと思うから。
今日、日が沈むと、降誕祭(クリスマス)が始まる。
ユダヤ教や古代ローマ時代の暦と同じように、教会の暦は、日没を1日の境目としているのだ。
あなたはどんなクリスマスを過ごすのだろう。
僕は、大好きな店で知人が行うクリスマスライブに行く。
ハギンHuggin’というシンガーソングライターのライブに。
https://ameblo.jp/huggin/entry-12426469514.html
彼女は、アメリカ人男性と離婚後、3人の子供を育てながら、34歳にして一度は諦めたシンガーソングライターを目指して活動を始めた。
彼女の「ベツレヘムの星」は、彼女を音楽の道へと導いたのだろう。
彼女の歌声とその姿勢に僕は勇気づけられる。
僕は今、自らの「ベツレヘムの星」を探し求めているから。
あなたは、自らの「ベツレヘムの星」を見つけたのだろうか。
それは、あなたをどこへ導くのだろう。
既に見つけたという人は、おめでとう。
あなたが歩む道を僕は応援します。
僕と同じように今探し求めている人は、早く見つかりますように。
あなたを導く人生の星は、きっと見つかる。
あなたが
いつもあなたらしく
幸せであることを祈っています