ビールと料理のマリアージュ
愛する
かけがえのない
ユニークなあなたへ
昨日は冬至でしたね。
今日から少しずつ日が長くなっていきます。
季節は歩みを進めているのですね。
そして、明日はクリスマスイブ。
さて、一昨日の金曜日は、友人のM君達とクラフトビールと料理のマリアージュのコースを楽しんできました。
今回行ったのは、天王寺で唯一のクラフトビール専門店のレゼット。
https://m.facebook.com/LezzetCraftBeerBar/
月に1度、テーマを決めて期間限定でマリアージュのコースを提供してくれます。
12月のテーマは「クリスマス・フレンチ」。
4皿の料理と、そのそれぞれにに合わせた4種類のクラフトビールがいただけて5000円。
ワインと料理のマリアージュのコースはたまに聞くし、日本酒もそういうのがあると聞いたことがあるけど、ビールについては初めてです。
日本で多く飲まれているドラフトビールは、たいていの料理と合う万能選手だからかもしれません。
でも、クラフトビール(地ビール) を始めとする様々なタイプのビールが飲まれるようになった今、ビールと料理のマリアージュに興味を持つ人は、これから増えていくのではないでしょうか。
今回のコースの1皿目は「ロケットのキッシュ」。ビールは「はっさくホワイト」。
まずは「はっさくホワイト」をひと口いただきます。ほのかな柑橘系の香りと爽やかな酸味が感じられる、とても飲みやすいビールです。
「ロケットのキッシュ」は、シンプルなキッシュにルッコラ(フランス語ではロケット)とトマトソースを添えたもの。
食べてみると、キッシュの生地の香ばしさと玉ねぎとチーズの風味、そしてトマトソースが、みずみずしく爽やかなルッコラの苦味によく合います。
ここで「はっさくホワイト」を口に含むと、さらに爽やかな絶妙なハーモニーが展開する。美味い😋
2皿目は「鯛のポワレ」。ビールは「レッドボック2018」。
まずは「レッドボック」を。
ビールとしてはかなり重口で、ほのかな甘みとカラメルのような香りが微かに感じられる。
「鯛のポワレ」は、皮は香ばしいが、身はふわっとして淡白で、にんじんのソースがよく合う。
これに「レッドボック」が加わると、鯛の身の旨みがぐっと引き立つように感じました。
3皿目は「牛ほほ肉のワイン煮込み」。ビールは「サワーソニック」
「サワーソニック」は、酸味が強くて軽口で、ほのかに青臭さを感じるが、それが全く嫌な感じがしない。真夏なら、水がわりにぐびぐび飲みたくなるようなビール。
「牛ほほ肉のワイン煮込み」は、言わずと知れたフレンチの定番。野菜たっぷりのコクのあるソースで煮込まれたほほ肉は、とろけるように柔らかい。
ワインだったら、それなりにしっかりした味わいの赤を合わせるだろうから、ちょっと意外な取り合わせだったが、「サワーソニック」と一緒だと、飲むたびに口の中がさっぱりとして、この料理がすすむ。もっと食べたくなってしまいます。
4皿目は「ブッシュ・ド・ノエル」。ビールは「社長がよく飲むビール」(←左側のグラスね)
「社長がよく飲むビール」は、アルコール度数が10%と、普通のビールの倍近くあり、味わいもとてもしっかりしている。どことなくフルボディでやや甘口の白ワインを連想させるところがあるが、口に含んだときの香りは、もっと個性的な感じかな。
「ブッシュ・ド・ノエル」は、皆さんご存知のクリスマス定番のロールケーキ。今回いただいたのは、黒いスポンジでチョコレートクリームを包んだロールケーキに、ベリーソースが添えられたもの。
食べてみると、やはり口の中で主役となるのはチョコレートクリーム。甘酸っぱく爽やかなベリーソースがそれを引き立て、甘さ控えめでしっとりとしたスポンジが、両者に優しく寄り添う。
ここに「社長がよく飲むビール」が加わると、さらに複雑な素敵な味わいが広がる。これって「大人の味」といういうやつですね。
ちなみに、右側のグラスはM君が頼んだ黒ビールを分けてもらったものです。かなり味わいが濃くて、「ブッシュ・ド・ノエル」のチョコレートの風味とよく合いました。これも素敵なマリアージュですね。
今回の会を企画してくれたM君は、僕が「食の道」の先達と仰ぐ友人で、僕よりかなり若いのですが、おいしいお店をいっぱい知っています。
おいしい料理とおいしいビール、そして両者のマリアージュを楽しみながら、お腹も心も満たされました。M君、ありがとう😊
あなたが
いつもあなたらしく
幸せであることを祈っています