夜食にカレーを食っちまった
「夜8時以降は食べてはいけない」と思いつつも、酒を飲んだ後は、ついつい〆が欲しくなってしまう。
昨夜、「いけない、いけない」と思いつつ、ついつい立ち寄ってしまったのは、天王寺の「青空食堂」。
ちんちん電車が走る阿倍野筋に面した、カウンターだけのこじんまりとした立飲み屋です。
この店を仕切る人は毎日交代する。
今日は堕天使カッキーの日だったので、メニューにカレーライスが加わります。
まぁ、これが目当てだった訳ですが。
カッキーは天王寺・阿倍野界隈では、美味しいカレーを作るということで、ちょっとした有名人なのです。
今日のカレーは、「マトン(羊)とマトンのタン(舌)とサツマイモのカレー」。
マトンとマトンのタンは、柔らかく煮込まれており、サツマイモの優しい甘みが感じられる。トマトも入っているので、後味が爽やか。そして、口の中に漂う、カルダモンやフェンネル等の香辛料の香りが心地良い。美味い!
でも、それだけではない。
この黒っぽいご飯が、またまた美味い!
お米は何とジャスミンライス(良い香りのする最高級タイ米)を使っている。
ジャスミンライスの上品な香ばしさとイカ墨の仄かな海の香りがする。イカが本当に柔らかく炊き上がっている。俺、イカはあまり好きな食べ物ではないけど、このイカならもっと欲しいなぁ。
この炊き込みご飯だけでも全然美味い。
だが、カレーと一緒に食べると、うまさ倍増。お互いを引き立て合う感じ。幸せ〜
付け合わせの洋ナシと三つ葉と玉ねぎの山椒オイルのマリネも、上品な甘酸っぱさで口の中をサッパリさせてくれる名脇役でした。