九州をうろうろする(その3〜長崎)
昨日は節分、そして今日は立春。
暦の上では春になりましたね。
さて、九州方面への旅の続きを書いてみたい。
1月後半の週末から始めた旅の 4日目の月曜日、僕は熊本から長崎へ行くことにした。
天王寺(大阪市)〜熊本間の復路の切符で JR鹿児島本線に乗り、鳥栖(佐賀県)で途中下車し、別途切符を買って、 JR長崎本線で西へと向かう。
昼過ぎに熊本を出発し、長崎に着いたのは、夜8時過ぎだった。
列車の中でネット検索して見つけた、長崎駅の近くの安めのホテルに泊まった。
翌朝、長崎の街をゆっくり見て回りたいと思ったので、同じホテルにもう1泊することにする。
大浦天主堂へと向かう道すがら、宿から歩いて3〜4分のところにある中野教会を訪れる。
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明治時代に裕福なフランス人女性の寄付によって建てられたもとの建物は、原爆投下の際に焼失し、現在の建物は、戦後になって再建されたもの。
鉄筋コンクリートだと思うが、白い外壁が美しい。
聖堂に入ってみると、ここが人々の暮らしと共にある祈りの家であることが感じられる。
大浦天主堂を目指して歩くのだが、気になるものがあると、つい寄り道をしてしまう。
長崎港に立ち寄り、海を眺めながら遊歩道を歩き回った後は、出島の跡地に立ち寄る。
出島といえば、日本が鎖国をしていた江戸時代、世界に開かれた唯一の窓だった場所だ。
当時のオランダ人の商館が再現されていて、面白かった。
大浦天主堂に着いたのは、午後遅く。
ここは本当に美しいかった。
大浦天主堂がその麓にある鍋冠山(なべかぶとやま)に登ってみることにした。
途中の眺めもなかなかのもの。
山頂の展望台からの眺めは、素晴らしかった。
長崎港が一望の下に見渡せる。
風邪をひくのを覚悟で、ここでしばらく粘ることにする。
ときどき長崎港から船の汽笛の音が聞こえる。
陽が沈んでしばらくしたとき、教会の鐘とお寺の梵鐘が共に鳴り渡った。
そして、日没と夕焼けを満喫した後は、長崎の夜景を楽しんだ。
本物はこの写真よりずっと綺麗だよ。
長崎は是非また訪れたい。
一日かけてうろうろしたけど、行きたかったところの一部しか行けなかったし。
では、この続きはまた近いうちに。
あなたが
いつもあなたらしく
幸せでありますように